特別増刊:吉川清作の生涯と作品

(2017年12月1日発行・B5判162頁)

目次

はじめに
第1章:吉川清作の生涯について
第1節:生まれから独立まで
第2節:独立から戦中まで
第3節:終戦から晩年まで
第2章:作品各論 14
第1節:『現代の住宅』―1920年
第2節:神田日活館、京橋日活館―1924年
第3節:葵館―1924年
第4節:大和郷の3住宅―1924年頃
第5節:大正大震災記念建造物競技設計(佳作)―1925年
第6節:銀座サイセリアとバー・サイセリア―1925年-1930年頃
第7節:ジュネーブ国際連盟会館設計競技案―1927年
第8節:山の手美容院(吉行あぐり美容室)―1929年
第9節:朝日住宅設計(乙種金賞)―1929年
第10節:東京市庁舎建築設計懸賞競技(2等)―1934年
第11節:吉川清作自邸(第1期~第3期)およびアトリエ―1935-1965年頃
第12節:渡邊隆邸(高木東六邸)―1935年
第13節:住宅―1935年頃
第14節:勝田康雄邸―1935年
第15節:軽鋼コンクリート造住宅(渡邊実美邸)と『コンクリート住宅図集』―1950年
第16節:ルーフガーデンを持つF氏邸(藤川一秋邸)および一虎園―1952年
第17節:K氏邸計画案(小島多満子邸)―1954年
第18節:Nさんの家(中島篤志邸)―1954年
第19節:国立国会図書館建築設計競技案(2等)―1954年
第20節:「乞食の家」(第5回建築サロン出品作品)―1955年
第21節:紫カントリークラブハウス―1961年
第22節:その他の作品
第23節:小結
第3章:合理派建築会結成史
第1節:合理派建築会結成の前夜―山の手美容院
第2節:合理派建築会結成の瞬間―朝日住宅設計
第3節:『合理派建築』再読―設計施工への意欲
第4節:小結
第4章:吉川清作と人について
第1節:都市建築研究所の所員について
第2節:クライアントについて
第3節:文化人との付き合い―木曜会
第4節:小結
あとがき
参考文献
図版出典
吉川清作(都市建築研究所)作品リスト
初出一覧

入手する

冊子版:残部なし

※本書の訂正事項が「吉川清作研究補遺(1)」(季刊みもざ第5号)に掲載されていますので、併せてご参照ください。

書誌情報

書名建築家 吉川清作の生涯と作品( 建築都市文化史誌aft 特別増刊)
発行年月日2017年12月1日
判型B5判162頁
ISSN2189-5600
OCLC No.1050203355
日本全国書誌番号23077268
ISDN2784582150053
収蔵図書館国立国会図書館(東京本館・関西館)
国立映画ライブラリー図書室(京橋)

第4号

(2016年9月1日発行・B5判88頁)

目次

赤野一人    墨壺(2) (p.3)

石原智成/加藤旭日     『建築非芸術論』再読 (pp.5-18)

野田俊彦     『鉄筋混凝土構造と建築様式』 復刻 (pp.19-71)

赤野一人     野田俊彦卒業論文の簡易な検討 (pp.72-76)

落合悠斗    吉川清作と乞食の家(4) (pp.77-85)

中島大暁    ニハイチュウはナタデココがお好き? (pp.86-89)

編集子    雑報・編集後記 (p.90)

入手する

事情により発行分を回収しております。お持ちの方はご連絡下さい。

書誌情報

発行年月日2016年9月1日
判型B5判88頁
ISSN2189-5600
OCLC No.931926534
ISDN278-4-582150-04-6

第3号

(2016年5月1日発行・B5判88頁)

目次

赤野一人    墨壺(1) (p.5)
落合悠斗    吉川清作と乞食の家(3) (pp.6-28)
Pham Ngoc Thanh Phuc    移民住宅論 (pp.29-36)
尾上篤    空間権力装置としての建築 (pp.37-41)
赤野一人    アフリカ近代都市民と軽業師 (pp.42-47)
     明後日のはなし (p.48)
江尻悠介ほか    小屋Cookbook (pp.49-72)

松井颯治     群論からみたGalois理論 (pp.73-88)

編集子    雑報・編集後記 (pp.89-90)

入手する

冊子版:配布終了しました。

書誌情報

誌名建築都市文化史誌aft 第3号
発行年月日2016年5月1日
判型B5判88頁
ISSN2189-5600
OCLC No.931926534
ISDN278-4-582150-03-9

第2号

(2016年2月1日発行・B5判64頁)

目次

落合悠斗    吉川清作と乞食の家(2) (pp.4-15)
Pham Ngoc Thanh Phuc    モダニズムの虚・実存主義/群衆へのまなざし (pp.16-20)

樋口裕康    稲門建築ライブラリー公開懇親会 象設計集団 樋口裕康氏講演録 (pp.21-39)

尾上篤     『第一逸脱速度展』を終えて (pp.40-50)

Hyung-Gyu Choi    韓国の建築学徒 (pp.51-53)
赤野一人    明日の建築会のこれまで(2) (pp.54-63)

編集子    雑報・編集後記 (pp.64-66)

入手する

冊子版:配布終了しました。

書誌情報

発行年月日2016年2月1日
判型B5判64頁
ISSN2189-5600
OCLC No.931926534
ISDN2784582150022

第1号

(2015年11月1日発行・B5判80頁)

目次

明日の建築会    創刊の辞 (p.3)

落合悠斗    吉川清作と乞食の家(1) (pp.5-16)

吉川清作案・大熊喜邦閲    復刻 現代の住宅 (pp.17-69)

赤野一人    明日の建築会のこれまで(1) (pp.70-78)

編集子    雑報・編集後記(pp.79-82)

入手する

冊子版:配布終了

書誌情報

発行年月日2015年11月1日
判型B5判80頁
Print ISSN2189-5600
OCLC No.931926534
ISDN278-4-582150-01-5

第64回理工展「支配」

支配

早稲田大学理工キャンパス
概要この展示では、環境を空間化することで、会場を支配することを企てました。環境を空間化することに必要な条件や、取り込む/ 取り込まれるの中で生まれる形をスタディし、最小限の構成部材でキャンパス全体とその周辺空間の製作を試みています。近現代では多くの支配が、武力や権力による一方的な関係性の中で行われています。しかし、現代型の支配においては、相互理解による開発と保存が必要で、相互と一口に言っても支配者と被支配者の二項対立では無く、空間性やコミュニティなど様々な要素が複雑に絡み合って実現するように思えます。そこで、その方法論を探るべく、「従える」、「区切る」、「覆う」、「引き立てる」、「導となる」、といった建築的振舞いを取り入れ、ただの視覚芸術やインスタレーションにならない作品を提供します。
日時 2017 年11 月4-5 日

第63回理工展「64 業館 〜建築における業とは〜」

「業」とは、人として生まれついて、不合理だとは分かっていても行ってしまうふるまいのことである。落語家の立川談志は「落語とは人間の業の肯定である。」と言っている。
また、建築設計の際にも、「よくわからないがカッコイイ」「とにかくいい」という説明できない不合理さに基づいて形を決めたり評価したりすることがある。
あるいは、「ずらす」「軸で結ぶ」といった操作を、それっぽさを出すために理由なく用いることがある。これらは、設計者の業(よくわからない不合理な行為)そのものである。今回の展示では設計においても、業(不合理さ、無駄)を認めるべきかという問題について考え、建築作品を展示する。


日時:2016年11月5-6日会場:早稲田大学西早稲田キャンパス中庭にて

第62回理工展「誰のための建築?」

for whom the bell tolls…

建築学科にいながら、建築よりも好きなことがある、
ちょっとヒネクレた人たちが集まって、今年も何かをやります。
どうぞ御高覧下さい。
建築・都市文化史誌 aft の創刊号も展示致します。

nani ga mirareru

出品目録
デコ小屋―あくまで家具として・・・1戸

屋台・・・1軒

軽トラ・・・1台(+雑誌・・・1冊)

itsu yaru

開催日
2015年11月7日(土)・8日(日)

dokode yaru

会場
早稲田大学西早稲田キャンパス中庭にて

第61回理工展「建築する精神」

・ひとつのアンチテーゼとして――現代生活へのalternativeの提示
・自らの創作活動の範囲と姿勢を明言する場として――宣言
・現代におけるローコストの問題について――吉川清作と乞食の家から

日時:2014年11月1・2日 早稲田大学西早稲田キャンパス中庭にて
メンバー:荻野智樹、落合悠斗、高野泰幹、中山拓也、林誠、
                範田明治、藤沼拓巳、松木直人、楊光耀ほか(五十音順)