2017年5月4&6日 井の頭恩賜公園西園競技場にて







「業」とは、人として生まれついて、不合理だとは分かっていても行ってしまうふるまいのことである。落語家の立川談志は「落語とは人間の業の肯定である。」と言っている。
また、建築設計の際にも、「よくわからないがカッコイイ」「とにかくいい」という説明できない不合理さに基づいて形を決めたり評価したりすることがある。
あるいは、「ずらす」「軸で結ぶ」といった操作を、それっぽさを出すために理由なく用いることがある。これらは、設計者の業(よくわからない不合理な行為)そのものである。今回の展示では設計においても、業(不合理さ、無駄)を認めるべきかという問題について考え、建築作品を展示する。
日時:2016年11月5-6日会場:早稲田大学西早稲田キャンパス中庭にて








・ひとつのアンチテーゼとして――現代生活へのalternativeの提示
・自らの創作活動の範囲と姿勢を明言する場として――宣言
・現代におけるローコストの問題について――吉川清作と乞食の家から
日時:2014年11月1・2日 早稲田大学西早稲田キャンパス中庭にて
メンバー:荻野智樹、落合悠斗、高野泰幹、中山拓也、林誠、
範田明治、藤沼拓巳、松木直人、楊光耀ほか(五十音順)










建築中毒でお困りの皆様へ
過去数十年、建築界隈の多くの人々を苦しめてきたこの疾病でありますが、
当会は長年にわたる研究の結果、遂にこれを根治する秘薬の開発に成功いたしました。
目下、製品化に向け努力中でありますが、
日頃お世話になっている皆様のため、これもサービス、
理工展期間中、ご来場の皆様に限り、ちょっとだけ御見せ致します。
日時2013年11月2日,3日 10:00-17:00(3日は16:00まで)
会場
早稲田大学西早稲田キャンパス中庭にて
世話人
阿部和也 落合悠斗 小塚麻優子 楊光耀




――あり得ないけれど、あり得たかも知れない世界の話
私たちの身の回りには、様々な既成事実が積み重なっています。それらは、絶対的で、どうしようもないことのように見えます。しかし、その一つ一つは、偶然が積みかさなってできたものなのです。
私たちは、小さな建築の姿を提示します。それらは色々な形をしていますが、一様に軽く、自由に動き回ることができます。私たちは、そんな建築で満たされた集落を夢想します。そこでは、人々は、機械で環境を制御するのではなく、建築を、自分を最適な環境へ移動させて暮らすのです。私たちは、建築と人が極限まで一体となって、道具との境さえ曖昧になった世界を夢想します。そこでは、建築が何よりも身近なものとして、人々によりそっています。
それは、あり得ないでしょうか。しかし、建築が軽く、小さなものであったなら、それは不可能ではないのです。今はあり得なくとも、しかし、あり得たかもしれないし、今後あり得るかもしれないのです。
私たちは、そんなところから、建築のあり得るかもしれない未来の一片を、垣間見たいと願っています。
日時 2012年11月3日(土)・4日(日)10:00-17:00(4日は16:00まで)
会場 早稲田大学西早稲田キャンパス 中庭
主催 明日の建築会
スタッフ
TEAM Abe:阿部和也 秋山雄一 浅賀潤一 大入慎也
TEAM Yang:楊光耀 室岡岳志
TEAM Ochiai:落合悠斗 天野彰 鈴木栄三郎 稲葉勇人 菅原良太 Yusuke Okuyama Shoji Ishijima
会計:小塚麻優子
広報:田中杏樹 大谷美帆
世話人:落合悠斗



明日の建築会のホームページは、2012年以来、Google sites上に公開していました。ただ、容量と当方の気力不足からあまり内容を充実させることができませんでした。
このままではよくないと考えていた折、雑誌のインタビューで同人の皆さんにお会いする機会がありました。
小会の活動が私の想像以上に広がっていることを知るにつれ、きちんとまとめておかなければと思い、ここに心機一転、装いを新たに移転しました。
皆様のご愛顧を衷心よりお願いする次第です。(落合)