ずっと迷っていましたが、締め切りがないと原稿が進まないので第8回文学フリマ京都に出店することにしました。第6回(京都)に出店して以来ですので、2年ぶりの文フリとなります。季刊みもざ第7号と、文化財修理マンガ『あかりのおしごと!』を持参します。
🗓️2024年1月14日(日)11時〜16時
📍京都市勧業館「みやこめっせ」1F 第二展示場ABCD面
✅入場無料
新作予定の第7号へは12月半ばまで投稿受付中です。詳しくは投稿するをご覧ください。
ずっと迷っていましたが、締め切りがないと原稿が進まないので第8回文学フリマ京都に出店することにしました。第6回(京都)に出店して以来ですので、2年ぶりの文フリとなります。季刊みもざ第7号と、文化財修理マンガ『あかりのおしごと!』を持参します。
🗓️2024年1月14日(日)11時〜16時
📍京都市勧業館「みやこめっせ」1F 第二展示場ABCD面
✅入場無料
新作予定の第7号へは12月半ばまで投稿受付中です。詳しくは投稿するをご覧ください。
先日、オイル交換をした。当然、ドレンボルトのワッシャー(ドレンパッキン)も交換する。
特に何も考えずに銅ワッシャーを嵌めてしまったが、よく考えるとウチの車のオイルパンはアルミ合金製。異なる金属なのに電蝕(異種金属腐食)は起きないのだろうか?
高校で化学を選択した人は知っていると思うが、金属には「イオン化傾向」というものがある。原理には詳しくないので説明は別の人に譲るとして、要するに異なる金属を接触させるとイオン化傾向の大きい方(陰極側)が腐食するのである。これを電蝕(異種金属接触腐食)という。
アルミと銅だと、アルミが陰極側なので、アルミのオイルパンが腐食していく……これは、まずい!
しかし、ここで、高校の授業をさらに思い出す。アルミには安定した不動態被膜があったはずだ。アルミは空気中に置くと、すぐに表面が厚い不動態被膜(酸化被膜)で覆われる性質がある。この酸化被膜は耐食性が極めて良い。文献によると、腐食が起きるのはCl-(塩化物イオン)に触れるときだけだそうである。オイルパンの表面は酸化被膜に覆われているので、銅ワッシャーと接触しても腐食しないというわけだ……よかった!
しかし、ここでさらに思い出す。道路には塩化物イオンに触れる機会がある。それは「融雪剤」である。融雪剤の主成分は塩化カルシウム(CaCl)。水に溶ければCl-(塩化物イオン)となる。これがオイルパンに付けば電蝕が起きる……まずい!
しかし、ここで思い返す。そもそも、融雪剤の撒かれた道を走れば、車体の全てが錆びる。塩化物イオンは、鉄の錆の発生を促進する触媒でもあるからだ。アルミのオイルパンと銅ワッシャーの異種金属腐食なんて細かなことを気にするより、まずはフレームやマフラーの錆びを気にした方が良い。(こまめに洗車をすれば、電蝕対策にもつながる。)
【結論】融雪剤が付着すれば異種金属腐食が起きるが、気にするほどではない。
(そもそも異種金属腐食でオイルパンが使えなくなったという話は聞いたことがない。)
心配なら、ドレンボルトを締めた後に、防錆スプレーでも吹いておけばよい(水が付着しなければ異種金属腐食は生じない)。
……でも、アルミのワッシャーの方が安心ですね。

(2023年6月1日発行、A5判、中綴じ、28頁)
紀伊半島のど真ん中、「日本の秘境」奈良県十津川村で初めての重要文化財の解体修理に挑むあかりの奮闘記!
第0話から第5話までを収録。
冊子版:在庫あり(送付をご希望の方はお知らせください)
PDF版:
| ISSN(Print) | 2435-2896 |
| ISDN | 278-4-582150-08-4 |
季刊みもざが国立国会図書館の「雑誌記事採録誌」に(いつの間にか)選定されました。
小誌掲載の記事が、NDLオンラインやCiNii Reserch、ざっさくプラス等で個別検索できるようになります。
記事名や著者名などのキーワードが検索に引っかかるようになりますので、引用・参照される機会も増えるかと思います。ぜひ、記録と言論の場として活用いただければと思います。
先日、軽自動者のユーザー車検をしてきたので、体験記を書き留めておきます。参考までに。

令和4年5月1日(日)、善通寺市民会館ホール/本山寺客殿にて東京大学/本山寺整備委員会による常時微動測定結果の報告会があった。登壇者は楠浩一(東京大学教授)・藤田香織(同)・多田善昭(建築家)・西岡聡(文化庁)・岡田恒男(東京大学名誉教授)の各氏。善通寺五重塔は国重要文化財に、本山寺五重塔は市有形文化財に指定されている。まず、両塔の概略についての説明の後、耐震診断の結果、必要な耐震性能は有しているということと、常時微動測定からも耐震診断用のモデルの妥当性が示されたとの報告があった。
本報告会で、特に話題が集中したのは心柱が耐震上有効かどうかについてである。両塔とも、心柱が上部より垂下される懸垂式の塔であるが、結論としては、心柱は積極的な耐震要素とはなっていないものの、阻害しているということもないということであった。ただし、常時微動測定の範疇を超える大きな揺れに見舞われた際にどのような挙動を示すかについては、確証がないとの留保付きであった。(この点については、楠・藤田両先生がたびたび注意を促していたにも関わらず、その後の一部報道で、心柱が耐震要素として寄与していると認められた等の記事が散見されたのは残念であった)
本山寺五重塔は、近年、解体修理が行われ、A4判336頁の大部な報告書が発行されている。修理工事報告書として必要な事項は網羅しながらも、修理に至る経緯や竣工式の様子など、関係者の「想い」にフォーカスした記事が多い異色の本である。指定区分にかかわらず、今後もこのような報告書が多く編まれることを期待したい。
(編集子)

(2022年7月1日発行、B5判、無線綴じ、32頁)
冊子版:在庫あり(ご入用の方はお知らせください)
| Print ISSN | 2435-2896 |
| OCLC No. | 1283109582 |
| ISDN | 278-4-582150-07-7 |
令和4年1月16日開催の第6回文学フリマ京都(京都市勧業館「みやこめっせ」1階ホールBCD、あー28)に出展しました。
冬らしい寒さの中でしたが、5時間で18冊をお買い上げいただきました。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
令和3年11月3日にベルサール神保町にて開催される同人誌即売会「おもしろ同人誌バザール」に出展します。
お近くにお越しの際はお立ち寄りください。
日時:2021年11月3日(水曜・祝日)
入場時間:11:00~16:00
一般入場料:1000円 パンフレット付き
会場:ベルサール神保町(3階)おー9

(頒価は1冊あたりの印刷実費以下で設定の予定です)